the last piece
昼下がりに転寝をして
海の底で目覚めたような気になって
そのまま、今ここにある気持ちを
紐解いて
心の中の言葉の先へ分け入って
結局まだ最後まで切り離せていなかった
大事なものを炙り出した。
その大事な大事なものを
執着という言葉で捉えることで
やっと、心が素直に廻りだした気がしました。
結局それが源で
すべてはそこから始まって
最後までそれから逃れられずにいる。
大事な大事なものだけど
そこに紐を繋いだままでいるには
もう届かないくらい進んできて
遂に足を引っ掛けたようなのです
たぶんこれが最後。
ついにそこまで来たようです
今、そんなものからさえ自由になりたい。
その先に私、どこまで歩けるかな
それが見たいです。
何かを作るとはおもしろいもので、
私が作るのは言葉を持たない曲だけど、
やっぱりその時々の私そのもので。
私は私の曲をぜんぶ言葉にすることが出来るけど
どうしても言葉がうまく廻らない、時期がここしばらくあって
よく見えないなぁ、なんでかなぁと悩んでいたけれど、
どうやら足が引っ掛かっていたからだったみたいです。
つくることといきることはとてもちかい
感じることだからかな。